プラスチックごみは今、世界中で注目されており、海洋環境への影響が指摘されています。
海に流出するプラスチックごみの量が世界中で年間800万トンと推計され、2050年には海洋中の魚の量を超えるとの試算もあります。
「海にごみを捨てないし、私には関係ない」
と思うかもしれませんが、実は海に流れ込むごみの約8割は、“街から出たごみ”と言われており、街で暮らす私たちの生活から出たごみかもしれないのです。
海洋プラスチックごみ問題の解決には、そもそも散乱ごみを発生させないよう、個人としての消費行動や生活様式を見直していくことが必要です。
身近でやれることからやってみること。
そこで私たちが行ったのは”ビーチクリーン”ならぬ”シティクリーン”
まずは私たちの普段の生活圏内から!ということで、エシカルコンビニ伊藤忠店のある青山周辺を中心に、街のごみ拾いを行いました。
~今回見つけたごみの分類~
◆ごみ拾いを終えて、普段、中々意識することが出来ていなかった街の中のごみを気にするようになりました。
いざ意識を向けてみると、こんなにもモラルの無い人が多いのか。。とマイナスな気持になることもありますが、それでも拾えるごみは拾ったりしながら、目の前の景色が少し綺麗になることで地球や海に貢献した気持ちになれます。
◆今回のごみ拾いには、スタッフのお子さんも参加していました。
楽しそうに参加してくれていましたが、大人が捨てたごみを子どもに拾わせるって、なんだか切ないですし、格好悪いですよね。
◆中々面と向かって注意することは難しいですが、ごみ拾いという活動をしている姿を見せれば、気づいてやめてくれる人がいるかもしれない。地道ですが、まずは自分でできることを一歩ずつ。これからも定期的に行っていこうと思います。
ー参加したエシカルコンビニスタッフの声
◆「使い捨て」から「My」へ
2021年にプラスチック製のレジ袋が有料化となったことでレジ袋は「もらう」ものではなくなりました。
多くの人が「Myバッグ」を持ち歩き、それが日常の風景になりつつあります。
それなら、次はMyカップ、Myカトラリー、Myストローなど、普段使うアイテムを仲間入りさせてみてはいかがでしょうか。
好きなデザインのものを使えば、日常がもっと楽しく、豊かになるかもしれません。
「仕方なく」ではなく「楽しんで」生活スタイルを替えていくことが、プラスチックと賢く付き合う第一歩です
◆不必要な使用を減らしてみる
レジ袋はもちろん、コーヒーや食べ物を買ったときにもらうコップのフタやカトラリーなど、普段何気なくもらっているけど、必要でなければ受け取る必要はありません。
「いりません」のひとことは、自分が変わることで社会課題の解決に貢献していくポジティブな意志表示なのです
エシカルコンビニのごみ拾い活動は今後も定期的に開催予定ですが、意識は365日!
イベントごとにせず、毎日の意識を少しずつ変えていけるような取り組みを行っていきたいと思っています。
今回はスタッフだけの参加でしたが、是非「参加したい!」という方はお気軽にご連絡ください。
<次回は6/4(土)に開催予定です!>
今回作成したエシカルコンビニオリジナルTシャツは、オーガビッツ様より賛同頂き、協賛頂きました。
ー「ORGABITS」とは
オーガニックコットンを通して、みんなで”ちょっと(bits)”ずつ、地球環境と社会に貢献しようという想いから2005年に始まったオーガニックコットン普及プロジェクトです。
エシカルコンビニ(以下エシコンと省略)のスタッフがゴミ拾いをしてる最中に周りの人が見やすいシンプルなデザインにしました。
エシコンが掲げる6つのテーマの中で全て共通することがこのロゴに秘めた3つのものです。
青(blue)
・海
・中にある地球(緑)と人間(ピンク)の生命活動に必須なもの。
・エシコンスタッフはゴミ拾いをすることで間接的に、むしろ直接、海を綺麗にする活動をしているということ。
緑(Green)
・地球
・シンプルなデザインで一目見てわかるように
ピンク(Pink)
・人間を表しています
Design by Hanna